ハーブティーの選び方

万病の元?! 冷え対策は体内から

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季節を問わず「寒い」と感じた時にすぐ手足が冷えきってしまうのは、冷えの自覚症状の代表例ですが、「これくらいの寒さなら平気」と我慢してしまっていることはありませんか? 手足の冷えはそこまで感じなくても、お腹やお尻に触れてみるとひんやりしていて、実は便秘や月経痛などに悩んでいるという“無自覚な冷え症”の方が最近は増えているようです。

体が冷えた低体温の状態が続くと、血行不良による細胞への酸素や栄養の不足を招きます。また、リンパ液の巡りも悪くなることで老廃物の回収も滞ってしいます。いつでもいきいきと健やかに過ごし、くすみのない明るい肌を保つには、まず冷え対策から!といっても過言ではないかもしれませんね。

冷えの改善には、体の外からの温めも有効ですが、おすすめは食べ物や飲み物でエネルギーを作り出す要、胃腸を温めること。というのも、体温が下がると、免疫力が約30%、エネルギー代謝が約12%も下がるといわれています。また、免疫力の約70%は腸内環境で作られるため、胃腸を温めたり、血行を促してくれる食材を摂ることは冷えの改善を大いにサポートしてくれます。

手軽に胃腸を温めてくれるのは温かいスープや飲み物。そこに、胃を温める作用の高いショウガ、血行促進効果のあるシナモン、ローズマリー、レモンバーム、マグワート(よもぎ)といったスパイスやハーブを取り入れれば、より冷えの改善に役立ちます。

ピリッと感が食欲を刺激するシナモンやショウガには強壮作用があり、ローズマリーは集中力も高めてくれるのでお仕事のお供にもぴったり。レモンバームは爽やかな香りが飲みやすく、マグワート(よもぎ)は鉄分が豊富で女性にうれしいハーブです。そのほか、発汗作用を促して代謝を促すヤロウ、セージ、ブラックベリーの葉、マリーゴールドなども、冷え対策のハーブとしてよく知られています。

スパイスやハーブを調理で使いこなす自信がない方も、ブレンドハーブティーなら手軽に摂れておすすめです。同時に、運動や深い呼吸によって代謝を上げることもお忘れなく!晴れた日にハーブティーをタンブラーに入れて、公園まで早歩きのお散歩なんていかがでしょう。

体は冷えると交感神経が優位となって、手や足などの末梢の血管が収縮します。軽い運動と温かいハーブティーの味や香りでリラックスすると、副交感神経が優位になるのでさらに効率よくポカポカの体をキープできそうですね。

参考文献

『免疫力を高める「副交感神経」健康法』班目健夫 著 永岡書店

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いしずか久見子

美容ライター(石塚久美子 名義で活動)/セルフケアコンシェルジュ。1998年より、ライターとして化粧品トレンドや美容法、国内外のメイクアップアーティストの取材を担当。長年の経験から、皮膚の生理機能やエネルギー代謝、体の使い方の重要性を感じ、執筆の傍らタイ式ヨガ“ルーシーダットン“を学び2009年に講師活動をスタート。また、食の見直しが自身の体質改善に役立ったことから、分子整合栄養医学の講座を受講。栄養医学の資格を取得し、現在は健やかな心身のためのセルフケア情報のキュレーションに邁進中。

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